フォレ・ペール・エ・フィス

Forey Pere et Fils

1840年創設のドメーヌで、1989年よりレジ・フォレが運営している。現在9.5haの畑を耕作しているが、所有しているのはその内4.5haで残りはメタイヤージュ(折半耕作)している。ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、モレ・サン・ドニ、グランクリュでは、エシェゾーやクロ・ド・ヴ-ジョ等を造っており、特にヴォーヌ・ロマネの1級
Gaudichots(ゴーディショ)
はラ・ターシュとラ・グランリュに挟まれた所に位置し、同じ畑を所有していたDRCは、ディジョンの裁判所に申請をして、ゴーディショをラ・ターシュに編入させたという話があり、ブルゴーニュファンには珍重されている畑。また、フォレは、ラ・ロマネの醸造責任者としてもその名を知られ、近年まで醸造契約を結んでいた。

収穫は全て手摘みで、その後3~4日間の低温マセラシオン。通常22~26日間発酵させ、3日に1度の割合でピジャージュを行う。マロラティック発酵は樽で行い、その後16~20ヶ月小樽にて熟成。新樽の割合は20~50%。そのときのワインの出来具合やヴィンテージによって使い分ける。その後、無清澄、ノンフィルターにて瓶詰め。