越つかの酒造

こしつかのしゅぞう

伝統と技術に裏付けされた威風堂々たる蔵

1781年に塚野家の初代、塚野文左衛門義照が陣屋の出店「河内屋」を名乗り、酒造りを始めたのが「塚野酒造」の始まり。一方「越酒造」は1987年に創業し、特定名称酒のみを醸造し、関東信越国税局酒類鑑定で17年連続入賞を誇る酒造りに長けた酒蔵。1996年にこの二つの蔵が合併し、「越つかの酒造」となりました。現在、塚野酒造の由緒ある酒蔵で創業当時からの伝統と技術を継承しつつ酒造りをしています。

酒造りをする時期に白鳥の飛来する郷

蔵は、新潟県のほぼ中央に位置し、南に阿賀野川、東に標高1000m級の山々が連なる五頭連峰を背にした水田の広がる穀倉地帯にあり、近くには「白鳥の渡来地」として有名な瓢湖がアリアmす。毎年10月から11月には5000羽を超える白鳥が次々飛来し、春先の3月ごろまで白鳥たちが賑わう情景が見られます。白鳥の姿が見え始めたら蔵での酒造りも本格化する時節。毎年新たな酒造りと時を同じくするこの白鳥の「飛来」が酒の名となりました。