デギュイユ

d'Aiguilhe

ドイツで貴族の家に生まれたステファン・ヴォン・ナイペルグ伯爵は、パリで政治経済、農業を学んだ後、モンペリエ大学で醸造を学んだ後、1985年にサンテミリオンに移り、カノン・ラ・ガフリエール、クロ・ド・ロラトワール、ラ・モンドット等のシャトーを購入。短期間の内にトップクラスの品質に引き上げた。その後、サンテミリオンの土地が値上がりしたため、ナイペルグは隣のコート・ド・カスティヨンでシャトーを探し、巡り合ったのがこのシャトー・デギュイユで、セニョール・デギュイユはそのセカンドワイン。畑は、名前のデギュイユ(針)が示す通り切り立った岩場の粘土石灰質の高台にある。コンサルタントには天才と呼ばれているステファン・ドゥルノンクールを招いている。