イル モリーノ ディ グレース

Il Molino di Grace

http://www.ilmolinodigrace.com/

イル・モリーノ・ディ・グレースはフローレンスとシェナの境界上の、キャンティクラシコの中心地のパンツァーノにあります。ルネッサンス発祥の地フィレンツェと、そのライバルであったシェナに挟まれたこの地は両国の覇権争いの戦場となりましたが、その後貴族たちのワイン製造の拠点となり、現在の様に赤ワインの銘醸地として広く知られるようになりました。80haを所有、内葡萄栽培しているのが20ha、南西及び南向きの畑が標高280m~400mにかけて広がっています。"ガレストロ"の名で知られる石灰岩と泥灰岩の混じった土壌や恵まれた自然状況が、ミクロクリマ(微気候)につながり、高品質なワインを生み出しています。ワイナリーの創立は、当主フランク
グレース氏が1996年にパンツァーノの近くのキャンティのエリアに、広大な畑と歴史ある別荘を購入した事に始まります。翌年、隣接する恵まれた状態のキャンティクラシコの畑も所有する機会を得て、ワイン造りに着手しました。200樽をも保管出来るセラーの他、隣接した敷地には歴史的建造物である水車小屋(モリーノ)がある事から、イル・モリーノ・ディ・グレース(グレースの水車小屋)と名づけられました。グレース氏はエステート・マネージャーのギルハルト・ヒルメル氏と共に、ミスターサンジョベーゼとして知られる醸造家のフランコ・ベルナベィ氏をコンサルタントとして迎え、ワイナリーを充実させ成功へと結びつけました。

自然環境に恵まれた最高の場所での夢の様なプロジェクト
土壌とブドウの個性を最大限に引き出し、最新の技術と伝統的な方法で醸造されるイル・モリーノ・ディ・グレースのワインは、驚くほど質の高い、果実味に溢れた深くリッチな味わいに仕上がります。この地に適した葡萄として特にサンジョベーゼを重視、あくまでも元来の個性を生かすために樽の使用を控えめにしています。ガンベロ・ロッソではリリース当時から高く評価され、2004年には新しいワイナリーとしては最高の
"2004 Gambero Rosso EmergingVineyard of the
Year"として最大の賞賛が与えられました。また、ワイン&スピリッツ紙でも、世界のトップワイナリー100に選ばれるなど、国内外で非常に高く評価されています。