コッポ

Coppo

http://www.coppo.it/default.htm

1892年、現当主の祖父、ピエロ・コッポ氏が設立したワイナリー。ピエモンテ州アレッサンドリアの南西にある、カネッリ村の中心街に位置しています。元来マスカット種から造られる、甘いスパークリングワインの産地として有名だった地で、ピエロはピノ種主体の辛口のスパークリングワインを造り始めました。1900年代に入ると赤ワインの醸造も始め、息子であるルイジに引き継がれました。ピエロ亡き後も
ルイジは少しづつ改革を進めていきました。スパークリングワインは伝統的な造りの辛口のみとし、赤ワインではフレイザやバルベラ等の土地固有の葡萄に重点を置きました。ルイジの4人の息子が1970年より順にワイン造りに加わると、ドメーヌとしてより充実、世界的にも高い評価を得るようになりました。

ゆるぎない品質向上への意欲は子から孫へ
ブドウの植樹場所から選定や品質にたいするピエロ氏の徹底したこだわりと妥協のないブドウ造りの姿勢は、彼の子供ルイジ、そして孫のピエロとパオロへと受け継がれています。現在も一貫したブドウの管理と1ヘクタールあたりの収穫の低減などを行い、品質の向上を常に目指しています。

スパークリングワインは伝統的な辛口のみとし、赤ワインはフレイザやバルベーラ等の固有品種に重点を置いてきました。特にバルベーラ種で造られる<ポモロッソ>は
スーパーバルベーラと言われ、バルベーラからのワインで最も素晴らしいワインの1つとして毎年のように専門化から最高評価を獲得、トップクラスのバローロと同格のピエモンテを代表するワインと絶賛されています。