シャトー ジュクラリー

Chateau Jouclary

シャトー・ド・ジュクラリーは、1530年にギヨーム・ド・ジュグラリーによって設立された歴史あるワイナリー。カルカッソンヌの10km北のカバルデスに位置しています。標高100mほどの高台にある畑は、石灰質土壌で小石が多く、造られるワインは大変凝縮された味わいのものとなります。南フランスのワインの特徴である明るい果実味と、ボルドーワインのような豊かなコクを合わせ持つ期待を裏切らないワイン造りをしているシャトーです。

1999年にAOCに認定された、ラングドック最西端の地。地中海性気候の影響が弱まり、大西洋の影響が強くなる地域で、品種もラングドックのものだけでなくボルドー品種であるカベルネソーヴィニヨンやメルローが認められています。強い石灰成分と小石の多い土壌もこの地の特徴のひとつです。

シャトーでは、ワイン造りに醸しを長めに行い、ブドウのエキス分を十分抽出しています。アリエ産の小樽を使用、10ヶ月以上熟成させることで、豊かな果実味となめらかなタンニンのワインを造りあげていきます。この地域の特性でもある、南フランスとボルドーの両方の魅力を合わせ持つような華やかなワインを毎年生み出しています。