シャトー ラ ヴィオレット

Chateau la Violette

http://www.montviel.com/

ch.ラ・ヴィオレットはch.トロタノワの隣、ch.ル・パンの上部というポムロール最上のワインを産するクリマに位置しています。
その品質の高さと希少さで伝説のシャトーと言われたラ・ヴィオレットを見事に復活させたのは、現在の所有・管理者である気鋭のヴィニョーブル、ペレ=ヴェルジェ社です。ペレ=ヴェルジェ社は、1985年、オーナーのカトリーヌ・ペレ=ヴェルジェによってポムロールに設立された家族経営の企業で、家族サイズだからこそできるきめ細かい配慮で完璧な品質のワインを追求しています。2006年が初ヴィンテージ。莫大な資本でこのシャトーを蘇らせました。200人を介してブドウの房から果実を一粒一粒丁寧に外す手法はポムロールで最初に導入されたものです。ワインメーカーはミッシェル・ロランで、2.5haの畑から生産されるのはたった4200本。想像をはるかに超える丁寧さで造られている、まさに至高のワインです。

ch.ラ・ヴィオレットでは、最高のワインを造るために、ワインの醸造には著名な醸造コンサルタントのミッシェル・ロランの全面的な協力を得ています。また、ブドウ栽培には土壌のスペシャリスト、農学者のクジニエのサポートを受けています。彼のアドバイスに基づき、テロワールやブドウの樹、葉、果実に至る様々なデータを合理的かつ科学的に分析、厳格な管理のもとで有機農法を行っています。
シャトーでのワイン造りは、選果したブドウ実を一粒一粒直接発酵樽に入れるという超緻密醸造(ミクロ・ヴィニフィカシオン)を行なっています。もちろん、果実の鮮度が落ちないようにドライアイスを使用するなど細心の注意が払われています。ポンプ等は一切使用せず、重力のみで移動します。テロワールから引き出せるもの全てをワインに表現するべく、実現しうるあらゆる方法を使って究極のワイン造りを目指しています。

ペレ・ヴェルジェ社 モットーは<ノウハウと伝統>
オーナーのカトリーヌ・ペレ=ヴェルジェの家系は「クリスタル・ダルク」のブランドで世界的に有名になったクリスタル製品のメーカー、アルク社を所有する名門です。3万人の従業員を抱えるこの大企業の跡継ぎとして、カトリーヌも同社の成功を支えてきました。その一方で、1980年代からワイン造りをスタート、豊富な資金を元に、並外れたテロワールをもつシャトーに次々と投資していきました。現在はアルク社を退き、ペレ=ヴェルジェ社でのワイン造りに専念しています。モットーは<ノウハウと伝統>。ワイン造りの各段階で世界的なスペシャリスト達のノウハウを取り入れながら、常に伝統を重んじ、全てにおいて丁寧な仕事を行っています。
テロワール(畑)、人、設備・・・完璧な品質のワインをひたすら追求して、惜しみない労力を注いでいます。"クオリティ&エレガンス"をキーワードに世界最高水準のワイン造りを行っています。