ショフレ ヴァルドネール

Chofflet Valdenaire

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ショフレ・ヴァルドネールは1710年に設立され、ショフレ家が100年以上運営を続けるドメーヌ。現当主はドゥニ・ヴァルドネールです。彼は1987年から義父のジャン・ショフレの傍らで働き始め、2000年にドメーヌを引き継ぎました。 現在、ジヴリの丘に広がる15haの畑を所有、自身のスタイルをしっかり出しながらも、アペラシオンの特徴をうまく引き出したワイン造りを行っています。 ワイン専門誌「デキャンター」でコート・シャロネーズのトップ生産者の一人として取り上げられるなど、高い評価を得ています。

ドメーヌはACジヴリの西端にあるリュシイという小さな村に位置しています。高台に位置し、朝日を受ける円形競技場のような地形が特別なミクロクリマを生んでいます。土壌のアイデンティティを保つため、25年以上前からリュットレゾネ栽培を実施。平均樹齢は30年。所有するACジヴリとふたつの一級畑では、土壌に合わせて肥料を替えています。収穫は全て手摘み。醸造方法はクラシックですが、ワインの品質をより良くコントロールするために、空気圧式プレスや空調室などの新しい設備を導入しています。発酵自体は2週間未満で短めですが、熟成は12~18ヶ月と長め。そのため、バランスの取れたワインに仕上がります。

ドゥニの造るワインは、決して樽で果実味が覆い隠されることはなく、自然でフルーティーな味わい。ミネラル感が強くパワフルでありながりも、酸がきれいにのった優雅なスタイルが特徴です。食事と合わせることで実力を大いに発揮できるワインです。ブルゴーニュの中でも特にコストパフォーマンスの高いワインといえます。他の生産者やブドウ栽培の専門家等からも積極的に情報収集を行い、新しい栽培方法や醸造技術の向上に日々取り組むなど、常に進化し続けるドメーヌです。