ルーン・エステート マ・メゾン

Leung Estate Ma Maison

マ・メゾンはニュージーランド北島の南部、マーティンボローにある小さなブティック・ワイナリーです。歯科医でピノ・ノワールの熱狂的なファンであるエドワード・ルーンとマージョリー・ルーンは、1995年に8エーカーの畑にピノ・ノワールを植樹し、ワイン造りを始めました。ワインメーカーは、クリス・ブリング。

ニュージーランドでは、通常1.5メートル程の間隔でブドウを植えますが、マ・メゾンでは0.9〜1.4メートル間隔で植えられており、ギュイヨ式で仕立てています。また、樹を支えるワイヤーは、地面から400ミリメートルという非常に低い位置で仕立てられ、樹勢を低く保つことで果実に日が当たりすぎないようコントロールしています。

シャルドネは収量が少なく酸味が穏やかなメンドーサ・クローン。ピノノワールはワインに複雑さをもたらす為、複数のクローンを栽培。そしてクローン毎に注意深く収穫しています。

マ・メゾンでは、栽培において常にナチュラルな方法を選択しており、科学的な殺虫剤は使用せず硫黄や銅を利用した天然の防虫剤のみを使用します。そして、収穫量を低く抑える事は質の高いワインを造る上でとても重要であると考えています。