クロ・デュザ

Clos d'Uza

http://www.closduza.com/

2世紀前からデュラック(Dulac)家が所有するクロ・デュザ。1936年までこの畑の半分は、AOCソーテルヌとされていた土地です。デュラック家以前は、シャトー・ファルグのオーナーでシャトー・ディケムの元オーナーだったリュ・サリュス(Lur
Salece)家が所有していた畑。現在の当主のフィリップ・デゥヤックは、トゥルーズ付近に住みシャトーを管理しています。

現地で仕切るのはシャトー・ギローのグザヴィエ・プランティで「ソーテルヌの1級クラス土壌」と当シャトーを説明しています。シャトー・レオルのエリック・フォンタ氏は「ペサック・レオニャンも含めたグラーヴで最良のテロワール」とさえ語っています。それまで放置されていたクロ・デュザですが、2001年からてこ入れが始まり、畑が整備され、醸造蔵が改築されました。

畑は小高い丘の頂付近にあり、ブドウの成熟は近隣シャトーより、一週間も早く、とりわけカベルネソーヴィニヨンがよく熟すことで昔から知られています。化学肥料や除草剤はほとんど使われていない畑で、ワイン造りは行われています。コンクリートタンクで32度以下でアルコール発酵、醸しにおいては、ピジャージュとルモンタージュを組み合わせて行われます。熟成はタンクにて12ヶ月間です。