ルイス・トーレス

Ruiz Torres

http://www.ruiztorres.com/

ポルトガルとアンダルシア州に挟まれた、スペイン西部エストレマドゥーラ州。1998年にDO(原産地呼称)に認定されたばかりのDOリベラ・デル・グアディアナを擁するこの地は、長らく地元消費用の低価格ワインの産地として知られていましたが、この10年ほどで栽培と醸造の改革が進み、スペイン随一のコストパフォーマンスを誇る産地に生まれ変わっています。

ルイス・トーレスは、設備の近代化にいち早く着手し、また栽培にビオディナミのノウハウを取り入れるなど早くから地球環境を意識したワイン造りに取り組んできた、同州のリーディング・ワイナリー。その高品質・低価格のワインは世界五大陸で愛飲されています。

フラメンコとスパークリングワインをこよなく愛する3代目オーナーのアントニオ・ルイス・トーレスは、好きが高じてペネデスに畑を購入し、カヴァ「Sierra
de
Gudalupe」も造っています。そして2007年、「シャルドネ100%の高品質なスパークリングワインを造りたい!」という熱情を抱いた彼は、カヴァとまったく同じ製法で、しかし敢えてDOカヴァの指定地域外の地元エストレマドゥーラ産のシャルドネを使用することによって、よりお買い得価格のブラン・ド・ブランを誕生させました。