ミューレ クレマン・ダルザス キュヴェ・プレステージ
Mure Cremant d'Alsace Cuvee Prestige

キュヴェ・プレステージは、平均樹齢30年の5種類のブドウ【ピノ
ブラン(25%)ピノ オーセロワ(25%)リースリング(20%)ピノ
グリ(10%)ピノノワール(20%)】を小樽と大樽を使用して、18ヶ月熟成させ、その後"ソレラ"のような方法で貯蔵したワインを加えてボトリング。2次発酵に移り、さらに18ヶ月の熟成を経て出荷されます。5種類のブドウをブレンドする事で、複雑な香りと味わいになり、シャンパンとは一味違うスパークリングワインに仕上げています。また、ラベルにはデゴルジュマン(澱引き)の日付が記載されており、造り手の自身が伺えます。
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ミューレ クレマン・ダルザス キュヴェ・プレステージ
Mure Cremant d'Alsace Cuvee Prestige
- 価格
- ¥3,100
- 在庫数
- 4
ピノ・オーセロワ&ピノ・ブラン50%, ピノ・グリ20%, リースリング20%, シャルドネ5%, ピノ・ノワール5%
ビオロジック(ユーロリーフ認証)高い品質が評価されてきた“キュヴェ プレステージ”
全ての葡萄がビオロジック栽培の区画から使用されるようになりました。
最終的なブレンドの工程でソレラの原理で古いヴィンテージの原酒を加えます。このリザーヴワインは澱と共に熟成させています。これがワインに優雅さと並外れた複雑さを与えてくれるのです。
デゴルジュマンの後ワインを落ち着かせるため数カ月寝かせます。
バックラベルにはデゴルジュマンの日付が記載されています。お好みの状態で楽しむことが可能です。
デゴルジュマンから1年程度で果実の個性が際立ち、品種を越えた最適に調和した状態となります。
ミューレ
ルネ・ミューレは1648年から続く、現在で11代目となるアルザス、ローファの生産者。1935年にルネの祖父であるアルフレッド・ミューレが0.35エーカーのクロ・サン・ランドランの畑を家族で単独所有しました。ドメーヌの他にルネ・ミューレはローファ地区のワインメーカーとの提携を確立しました。これらの葡萄で生産されるワインは、クレマン・ダルザス、コート・ド・ローファとジェネリック・ワインです。アルザス南部に位置するローファ地区は、ヴォージュ山脈によって非常に低い降水量(年間平均598ml)と日照が守られている地域です。
所有する畑は、赤ワイン用で6ha(クロ・サン・ランドラン:3ha、ピノ・ノワール100%)、白は45ha(クロ・サン・ランドラン:19ha、ピノ・ブラン28%、ゲヴェルツトラミネール26%、リースリング25%、ピノ・グリ12%、シルヴァーナ8%、ミュスカ1%)。年間生産量は375,000本(うちグラン・クリュのクロ・サン・ランドランが95,000本)。
ルネ・ミューレの葡萄について
葡萄が最も優れたテロワールを表現するのは地中の最も深いところであるとの考えから
1haあたり10,000本という高い植密度で葡萄を植えたり、除草剤の使用をやめて有機栽培を行うなどブドウ樹の根を地中に誘導し、生きた土壌を造るため畑仕事に主眼を置いています。仕立てはギヨー・サンプルもしくはドゥーブル。収穫は手摘みで行い、収穫量は低く25~45hl/ha程度と非常に低く(アルザスの特級の最大収穫量は70hlまで許可されています)、20kgの小さな箱で醸造所まで運ばれます。
ワイン造り
発酵は低温でゆっくりと行います。天然酵母によりゆっくりとやさしくワインは醸されます。発酵後は澱と長期間、接触させる(シュール・リー)ことによりテロワールに由来するきわだつアロマを生み出します。出来る限りの最高の品質を保つために、熟成後にごく軽くフィルター濾過を行います。
コート・ド・ローファ彼が本拠地を構えるローファ地区の優れた立地はローマ時代から造り手を魅了し、集中しました。7世紀からは1789年のフランス革命までストラスブール司祭の所有となっていました。ヴォージュ山脈に守られたこのテロワールは白亜質土壌による確実な排水と日照に優れています。コート・ド・ローファのワインは繊細で、フレッシュな果実味あふれたテクスチャーが特徴的です。