ミンコフ・ブラザーズ

Minkov Brothers

1894年にブリュッセルで行われたの国際ワイン品評会で、ブルガリアワインとして初めて金賞を受賞したのが、イヴァン、ヴァシル、ニキフォル三兄弟のワインでした。それが現在の「ミンコフ・ブラザーズ」の始まりです。貴族出身で広い視野を持ち兄弟全員がヨーロッパの一流大卒という高い学歴を持ちながらも、熱いワインへの想いから、兄弟は1875年、カルノバドにある教会地区にワイナリーを設立します。そして19年後の1894年、当時最高峰とされたブリュッセル国際品評会に自分たちの造るワインから最高のワインを出展し、見事ブルガリア初となる金賞を受賞しました。

ワイナリーは社会主義体制を経て一旦改革が遅れますが、2007年に現在のオーナーの下再生され、伝統を尊重しながらも最先端の技術を取り入れたワイン造りを行っています。恵まれたテロワールの下、地ブドウ、国際品種の両方を栽培し、シラーにおいてはアライアンス・デュ・モンド2013年が世界のトップ10ワイナリーの一つに選出しています。