プレンディーナ

La Prendina

ヴェネト州のクストーツァでワイン造りをするジュリエット・ピオーナが、1958年に買取り、品質の高いワインを求める市場の新しいトレンドに応えるべく、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローやソーヴィニヨン・ブランといったフランスの葡萄樹の栽培を始めました。

当初はカヴァルキーナの名前で販売しその後初めてプレンディーナの名前で販売されたワインは、イタリア料界の巨匠グアルティエーロ・マルケージために1980年に瓶詰めされたメルローでした。1990年には全てのワインがプレンディーナの名で売られるようになりました。ボルドー品種(特にメルロ)を中心とした新しいスタイルのワイン造りで成功を収めています。

70haの土地を所有し、50haに葡萄が植えられています。プレンディーナはガルダ湖の南5kmにあります。ガルダ湖は、昼夜の温度差、最適な風通しをもたらし、丘の斜面は赤ワイン用の葡萄に欠かせない太陽の光をもたらします。土壌は混じり合っていて、粘土が主で、他は石灰岩ですが、phは高くなっています。畑は最近になって、D.O.C.に認定されました。オーガニックではありませんが、葡萄1本ごとに葉を見て、1本ごとに手を施しています。

一見顔のように見えるラベルの絵は、かつて船乗りだったピオーナの経歴にちなんでおり、海を渡る自分の船とそれに併走して泳ぐ鯨を描いたものです。