ケスター・ヴォルフ

Koster Wolf

http://www.koester-wolf-weingut.de/

ケスター・ヴォルフ家はラインヘッセンで1684年以来11代続いている生産者で、1991年から現在のクラウスとベアベルが引き継いでおり、それまでは彼らの祖父がワイン造りをしていました。

クラウスとベアベルは通っていたガイゼンハイムで知り合いました。クラウスは卒業後ワインの研究を兼ねてファルツに働きに行き、バッサマー・ヨルダンでも2-3週間ワイン造りの実践をしました。生産されるワインのすべてが「グーツアプフュルンク(個人生産者の自家葡萄園元詰めワイン)」として販売されています。ケスター・ヴォルフ家のワイン造りのポリシーは「伝統と現代技術の融合」です。

葡萄園面積は33haで、そのほとんどが作業に大変手間のかかる斜面の畑です。貝殻を多く含む土壌であるため、ミネラルが豊富です。また、それぞれの葡萄が最大限にその特徴をもたらすことができる適性品種を植え、葡萄にはストレスのかからない、やさしい扱いをし、収穫量は少量に抑えた栽培を心掛けています。また、除草剤は使用せず、頻繁に畑を掘り返し、藁や草を含ませ土と混ぜることによって、微生物を生かし、その結果フルーティで健康な葡萄を造る事が出来ます。そして醸造に関しては最新の技術を取り入れ、新鮮で繊細な果実味を引き出すようにワイン造りを行っています。