ヨハネスホフ・ライニッシュ

Weingut Johanneshof Reinisch

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ヴァイングートがあるウィーンの南30kmのにあるテルメンレギオン地域は、12世紀シトー派の修道士によって葡萄栽培が始められたところで、北緯47度、石灰岩が中心の土壌と、そのテロワールはブルゴーニュに良く似ています。

1929年からワイン造りを続けるライニッシュ家が大事にしてきたのも、ブルゴーニュの品種であるシャルドネ、ピノ・ノワール、そしてその亜種といわれるザンクト・ラウレント。加えてほかの地域ではほとんど栽培されていない古い白葡萄品種、ツィアファンドラー、ロートギプラーにも力を入れています。

4代目当主のヨハネスは、自らをワインメーカーでも生産者でもなく、「ワイン・コンパニオン」と呼ぶことを好みます。ワインを造るのではなく、葡萄の果実やフレーバーがワインになるのを手助けするのが自分の役割と、土地の声に耳を傾けるのが信条です。