ヴァイングート レート

Weingut Leth

http://www.weingut-leth.at/

ドナウ川北岸、テラス状に畑が広がるヴァーグラム地域。レート家はそのベスト・サイトといわれるフェルス村で1990年からワイン造りをしています。土壌は石灰石を最高で40%も含むレス土壌。「オーストリアを代表する品種グリューナー・ヴェルトリーナーは、レス土壌と最も相性が良い」と栽培・醸造責任者のフランツ・レートは言います。現在は22歳の息子フランツ・ジュニアがセラーマスターとして活躍しています。フランツの父(こちらもフランツ)は、敷地内に葡萄品種ミュージアムを設立。すでに絶滅したものも含め220もの品種を栽培し、そのうちの70種を毎年醸造ボトリングして保管しています。今ではあまり栽培されていないローター・ヴェルトリーナーは、レート家のフラッグシップワイン。ツヴァイゲルト、ピノ・ノワールなどの赤品種にも力を注いでいます。