トルトショ

Tortochot

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1865年から4世代続くジュヴレ・シャンベルタン村の名家。数年前に亡くなった前当主ガブリエルは、栽培理事長やINAOの栽培委員も勤めた信頼の厚い人物でした。現在は娘のシャンタルとブリジットがドメーヌを運営しています。

総畑面積は11ha、1haあたり10.000本の割合で植えられており、35hl/ha収穫されます。年間生産量は60.000本。手摘みで収穫、平均樽熟成期間は15-18ヶ月、ノン・フィルターで葡萄の旨みをしっかりと残したワイン造りを行い、数多くの栄誉に輝くジュヴレ・シャンベルタンでトップレベルのドメーヌです。

葡萄栽培・ワイン造りはブルゴーニュの伝統を尊重した方法で行われています。葡萄は100%除梗、4日間の低温マセラシオン後に30~35℃で15日間発酵。その間に1日2回棒で撹拌し、十分に成分を引き出します。熟成の平均新樽比率は、グラン・クリュで100%、プルミエ・クリュで50%。

2003年より試験的に減農薬農法を採用しています。レ・コルベの葡萄畑で、オーガニックな材料のみ(銅と硫黄)と植物からできた天然の殺虫剤を使用。彼らの目的は、「自然のエコシステムを守ること、地球上の動物や虫、植物の生命を守ること、植物の生命を守ること、土壌のライフ・スパンにもっと重きを置くこと」です。化学的な除草剤を使う代わりに、土を耕し、雑草が生えるようにします。その結果土壌はナチュラルになり、個性豊かな土壌からユニークな葡萄が育ちます。葡萄の木の根はより深い所まで根を伸ばし、ミネラル豊かな層から栄養分をとることが出来ます。バイオダイナミック農法でつくられる、オーガニックな材料のみ、土に与えられます。