ラザノウ オーガニック ヴィンヤード

Lazanou Organic Vineyard

http://www.lazanou.co.za/

南アフリカ共和国の南西部にあるワインの一大産地、ケープ地方。希望岬で有名なケープタウンの北東75km、コースタル地域のウェリントンバレーに位置するワイナリーがラザノウ・オーガニック・ヴィンヤードです。ウエリントンバレーは、古くからあるワイン産地のパール地区北部にあり、近年のブティックワイナリーの出現で、小さな生産地区ながら高品質のワインを産することで知られるようになりました。温暖で日差しに恵まれた地中海性気候と、海から吹きあげる冷たい風による昼夜の寒暖差が、ブドウ栽培に最適な環境を形成しています。ヴィンヤードのオーナーは、ケープタウン大学で教鞭をとっていたジョセフ・ラザロと元インテリアデザイナーのキャンディース・ステファノです。異なるキャリアの二人が、2002年、お互いの長年の夢であったオーガニックワイン造りをこの地でスタートし、現在は、大自然に囲まれたわずか6ha足らずの畑から品質の高いワインを生産しています。南アトップレベルの女性の醸造家によるエレガントなワイン造りも魅力です。

厳しい基準をクリアしたこだわりの自然農法
ラザノウのブドウ畑は、世界で最も進んだ審査登録機関として知られるSGS(ソシエテジェネラル監視機関)により有機栽培であることが証明されています。SGSはスイスに本部をおく世界最大級の国際検査機関で、特に厳しい基準で知られる権威あるオーガニック認定です。地球上で最も植物が多く、多くの生物が生息し様々な生態系が存在するこの地域では、自然動物が害虫や病気と戦う環境がつくられているため、ブドウ畑には除草剤、殺虫剤、又は化学肥料は全く使用しません。また、土壌の改良を継続的に行うために、牛のこやし、ミミズ、農場の有機物質から造られた大量の堆肥や、マルチング(土の表面を藁などで覆う作業)等によって一層自然に優しいファーム造りを目指しています。

ラザノウのワインの評価
農業への熱い思いを持った二人のオーナーと、彼らをサポートする優秀なスタッフたちの手によるラザノウのワインは、いまや、銘醸ひしめく南アフリカのワインの中で最高の評価を得ています。近年、1997年創設の南ア唯一の国際コンペティションであるミケランジェロ国際ワイン賞でも金賞及び銀賞を獲得、また、南アワインの評価本としてひとつの指標にもなっているワイン専門誌「WINE」では、2009年度の有機栽培による最優秀ワイン賞及び最優秀ワイン賞を受賞するなど、評価はうなぎのぼりです。