ポッソ ド ロボ

Poco do Lobo

産地のバイラーダは有名なダンに接し、大西洋に近いエリアに有ります。カーヴェス・サンジョアンは、1920年に設立され、現在この地で最も古い歴史を持つワイナリーとなっています。設立当時は、ドウロやポートワイン、リキュールを販売。法律でポートワイン造りが規制されると同時に、バイラーダワインの商品化に務めました。40年代にはブラジルやポルトガルの植民地であったアフリカへの輸出を行っています。現在は35ヘクタールの畑を所有。主要品種であるバガ種などから香り高く熟成向のワインを造っています。品名のポッソ・ド・ロボとは「オオカミの泉」という意味。その昔ワイナリーには泉があり、水を求めて沢山の狼が集まっていた為、ワイナリーにその呼び名がついたとか。今はもう泉はありませんが、泉の有った場所にはラベルに描かれた石のモニュメントが建てられています。