ブイル＆ジネ

設立は1996年冬、食料品の小売業から転向しプリオラートの地でワイン造りを始めた生産者。祖父母や曾祖父母の時代には、ワイン造りをしていた歴史があります。当主は人生前向きで好奇心旺盛なハヴィエ・エ・ビルアンドジン氏。ワイン造りの夢を具体的に実行に移し、1998年の春にファーストビンテージをリリース。ワイナリーの名前は、2人の祖父の名前から付けられました。ワイナリーが位置するのはプリオラート。独特の粘板岩の荒々しい土壌、険しい傾斜、昼夜の温度差等、この土地の個性を生かしつつ、果実味とミネラル感を重視してワインを造っています。最近4階建てのワイナリーも建立、重力を生かした設計になっています。プリオラート以外にDOタラゴナのエリアでもワインを生産、2001年に独特の個性が認められてタラゴナから独立、新たにDOとして認定されたDOモンサンでも、魅力的なワインを生み出しています。