アンペレイア

Ampeleia

http://www.ampeleia.it/

アンペレイアは、ワイン愛好家と造り手、立場を越えた3人の熱い思いと友情が生み出したワインです。その3人とは、愛好家の2人の男性ジョヴァンニ・ポディニとトーマス・ウィドマン、そしてトレンティーノアルトアディジェ州の名門生産者フォラドーリ家のエリザベッタ・フォラドーリです。目指すスタイルは、絹の様にしなやかなワイン。そのために先ず葡萄を選び、そしてそれに合った土地を探し求めた末、トスカーナ南部マレンマ地区、海岸から30kmの中世のエトルリア人の居住地だった村に醸造所を設立しました。「アンペレイア」とは
"葡萄の庭"
を表し、古代ギリシャ語で、葡萄を意味するアンペロスからつけられました。独特のロゴは、紀元前8~4世紀頃、今のトスカーナを中心とする地域で独特な文化や言語を持っていた、エトルリア人のコインです。昔のワインは単独ではなく様々な品種で造られていた事に因んで、選ばれた7品種を栽培。50haの畑を標高により3つのエリアに分け、土壌や気候、ミクロクリマ等を考慮して、各々に合う品種を配しています。2002年のファーストヴィンテージ以降ますます評価の高い、自然と人間の知恵を生かしたワイン造りを行っている生産者です。

原点は友情、品のある絹のような滑らかなワインを求めた、自然と人間の理想的な融合。しなやかなワインを生み出すために、特に注目した品種はカベルネフラン。エレガントで且つ奥行きがあり、そして複雑さのあるワインを目指し、このカベルネフランを中心としてブレンドを行っています。この他に栽培している品種は、サンジョベーゼ、グルナッシュ、アリカンテ、カリニャーノ、ムールヴェードル、マルセラン。アンペレイアのラベルの7本の小さな縦線は、これらの品種を表しています。また色違いの3本の横線は、3人の友情と畑の中の異なった標高の3つの畑を表します。

標高の違う3ヶ所の畑
・Ampeleia di Sopra アンペレイア・ディ・ソプラ 標高450~650m。
内陸と海洋の両方の影響を受ける。 カベルネフランのみを栽培。
・Ampeleia di Mezzo アンペレイア・ディ・メッツォ 標高280~350m。
粘土質で小石の多い肥沃な土壌。サンジョベーゼ、カリニャン、グルナッシュ、アリカンテを栽培。
・Ampeleia di Sotto アンペレイア・ディ・ソット
標高230m。温暖な気候、ミラノ大学と共同研究の為の畑も所有。グルナッシュ・アリカンテ・ムールヴェードル・マルセラン・サンジョベーゼを栽培。