ジャン・ガローデ

Jean Garaudet

ジャン・ガローデはポマールの少し上に、このアペラシオンのもっとも優れた畑を所有してます。この地に葡萄を植えたのは彼の義理の父で、今では樹齢45年になり、オート・コート・ド・ボーヌではまれに見る古木です。またジャン・ガロデのように、コート・ド・ボーヌで水はけのよい土壌を持ち、同じ様にグリーン・ハーヴェストを行う生産者は、コート・ド・ニュイ地区の同タイプの生産者よりもより簡単に、偉大なワインを生産することができると云われています。ジャン・ガローデはコート・ド・ボーヌのなかで、最も真剣にグリーン・ハーヴェストを行っている一人であり、コスト・パフォーマンスの高いワイン造りを実践している生産者です。この小さなドメーヌが持つ葡萄畑の70〜80%の仕事は、ジャン・ガロデ本人と彼の妻が行っており、小規模な家族経営の造り手です。これは30年前のブルゴーニュでは当たり前でしたが、現在では例外的なこととなりつつあります。