ラモット ポンタック

Lamothe Pontac

メドックの良酒、シャトー・ポワトゥヴァンのセカンドワインながらクリュ・ブルジョワの実力派。平均樹齢20年の若木のブドウを使用した、クリーンさが身上のアロマティックなワインです。新樽を30%使って丁寧に醸造され、上質のタンニンが魅力です。果実味、酸味、タンニンがほど良く調和したメドックワインらしいエレガントな味わいが楽しめます。

シャトーのオーナーであるレネ・ポワトゥヴァンが、メドックの中心部に位置するディニャック・ロワラックに最初の畑を購入したのは1950年で、息子のジョージが数年後にそれを引き継ぎました。親子は地元の組合でワイン造りをしていましたが、孫のギヨームの代の1991年に自身のエステートでワインを造ることを決意し、6年を掛けてその夢を実現しました。現在はギョームとナターシャの夫妻がシャトーを運営しています。

エステートではAOCメドックの畑を41Ha所有しており、農薬を最小限に抑えるなど環境保全に重きを置いて管理しています。それぞれの区画のブドウは別々に醸造し、熟成には700個の樽を使用します。ボルドーの著名なエノログ、アントワーヌ・メドヴィルからのアドバイスも受け、すべての醸造段階に近代的な設備を使い、徹底的にクリーンさを追求したワイン造りを行っています。