シャトー ボーセジュール フロンサック

Chateau Beausejour Fronsac

シャトー・ボーセジュールは、ジロンド県のサイアン市に位置するエステートで5世代にわたり家族で経営している歴史あるシャトーです。ブドウ木は1870年ぐらいに植えられ、作付面積は21ha、現在のオーナーはポムロールのシャトー・ベレールを所有するメル夫妻です。丘の頂上にそびえ立つシャトーからはドルドーニュ川を見下ろす素晴らしい眺めが広がり、粘土石灰質の土壌からポムロールにも似た大変コストパフォーマンスの高いワインを造っています。

シャトーのあるACフロンサックは、ドルドーニュ川とイール川の間に広がるアペラシオンで、偉大なワインを生み出すポムロールの西側に位置し、急斜面の粘土石灰質土壌に囲まれたブドウ栽培に最適なテロワールを有しています。ドルドーニュ川右岸のアペラシオンの中でもメルロー比率が高いワインが造られる地域であり、フロンサックで造られるワインは、ポムロールのようなエレガントな味わいもつ、品質の高いものが多いことで知られています。

シャトー・ボーセジュールは、標高の高い丘の頂上に位置するため、ブドウは、強い風によって害虫や雹害から守られ、健康な実を結ぶことができます。収穫は全て手摘みで行なわれ、厳しく選果されます。18ヶ月の熟成を経て、果実味を最大限に引き出したワインが生まれます。