ロシュバン

Rochebin

http://www.domaine-rochebin.com/

マコン地区の中心に位置するアゼ村に位置する1921年から続く家族経営のドメーヌ。所有する畑は36haで、標高250~350Mのなだらかな南東向きの丘一面に広がっており、抜群の水はけと太陽の恩恵を受ける好条件にあります。また、周囲が林で取り囲まれており、実際は単一区画として独立した畑になっています。
畑にはシャルドネが13ha、ガメイが11ha、ピノノワール7haとアリゴテが5haそれぞれ植えられています。最新の醸造設備からフレッシュながらどこかクラッシックな味わいを残した、とても安定したワイン造りを行っています。

ドメーヌを取り仕切るのは、わずか5haの畑から今日のドメーヌ基礎を築いたジョン・ピエール・マリリエール。ブドウの栽培はリュット・レゾネ式。全て手摘みによる収穫で、最新式の空気圧プレス機で優しく圧搾後、セメントタンクや樽を使って熟成、それぞれのテロワールを生かしたワイン造りをしています。現在は醸造学を修めた息子のミカエルと、2004年からエノログとして経営に加わったパトリック・パヴロブスキとともに、モダンなスタイルの中にもピュアな果実味がしっかりと表現されているクオリティの高いワインを産出しています。

生産量の半分は白ワインですが、古木からとれるブドウを醸造したピノノワールやパストゥグランなどの赤ワインにも定評があります。ロシュバンのワインはストレートでピュアな果実味ときれいな酸が特徴。マコンの中でもあまり知られていないエリアながら、そのテロワールにはまだまだ大きなポテンシャルがあります。
ドメーヌでは、設備をますます充実させ、畑もさらに拡大して意欲的にワイン造り取り組んでいます。今、もっとも旬な生産者のひとつです。