ミシェル グバール エ フィス

Michel Goubard et Fils

http://www.bourgogne-goubard.com/index.htm

1600年代からシャロネーズで素晴らしいワイン造りを続けているグバール家。ワイナリーは、コートシャロネーズの中心部、ジヴリのなだらかなアヴリル山麓の丘に位置、32haを所有しています。ドメーヌは現在、当主であるミシェル・グバール氏とともに二人の息子によって運営されています。父のミッシェル氏は、全国原産地名称協会のソーヌ&ロワールのワイン醸造家支部の代表を務める実力者で、ドメーヌとシャロネーズのワインの発展に尽力してきました。現在は、シャロネーズを代表するワイナリーになっています。

ドメーヌのブドウ畑はアブリル山麓、粘土質と石灰質の土壌の南向きの丘の斜面に広がっています。畑では細心の注意を払ってブドウ栽培が行われています。品質の高いワインを造るために、収量は低く抑え、ブドウの成熟を見極めて収穫します。ドメーヌでは、あくまでも"ブルゴーニュのワイン"を造ることにこだわり続け、妥協を許さないワイン造りを行っています。ワインの醸造は伝統的な手法で行われますが、設備には最新式のものを採用します。樽は控えめに、厳しい温度管理下でワイン造りを行い、ブドウの繊細な果実味を引き出します。赤ワインは無ろ過で、白ワインは軽くろ過を行いビン詰めします。

ドメーヌのワインの醸造を担当するのは、グバール家の長男ピエールーフランソワ氏。ピエール氏は、伝統的な手法を踏襲しつつも積極的に新しい醸造設備を導入、整備された環境とコンディションの元で高品質のワインを安定的に製造することを可能にしました。一方、ブドウ畑を管理するのは弟のヴァンサン氏です。広大なドメーヌの畑に果敢に挑み続ける彼は、一切気を抜くことなく、土地の隅々まで平等に目を配っています。グバール家では、ファミリーが一丸となって、何よりも一番優先に考えている「伝統的な品質」を追い求め日々努力を重ねています。