ジャン タルディ

Jean Tardy

1963年創業、ヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を持つブルゴーニュのトップドメーヌ。創始者であるヴィクトル・タルディによって、ヴォーヌ・ロマネ村の名門メオ・カミュゼ家とのメタヤージュ(ぶどう畑の分益小作賃貸契約)からスタートしたドメーヌです。後を継いだジャン・タルディがドメーヌ拡大に尽力し、その名声を確固たるものにしました。1997年には、偉大な父の元、若き醸造家ギヨーム・タルディが各地で経験を積みドメーヌに参画。2001年からはワイナリーの全てを引き継ぎ、最高品質のワイン造りに日夜励んでいます。

伝統と革新の融合 ー 父と子のワイン
父ジャンのワインはどっしりとした骨格を持つ長熟タイプの偉大なワイン。ギョームのワインは早くから楽しむことのできる親しみやすいワイン。現在の醸造責任者は息子のギヨーム。父と子のスタイルには違いがあれど、ドメーヌの力量は落ちることなく進化しています。ギヨーム自身は、ブルゴーニュだけでなくオーストラリアでも修行を積み、父ジャンのクラシックなワイン造りのスタイルを踏襲しつつ、さらに高品質なワイン造りに果敢に挑んでいます。

畑へのこだわり ー 情熱をかけたワイン造り
丁寧な畑仕事から生まれる、上質のアロマとフィネスを持ったワイン。ギョームは、ブドウ栽培から醸造まで技術向上に懸命に取り組み、伝統的なワイン造りを踏襲しつつ、自身のスタイルの確立に情熱を傾けています。伝統的な醸造法を行いながら、その畑へのこだわりが圧倒的な凝縮感のあるワインを生み出します。

<ワイン造り> ・手摘みで収穫
・ブドウは破砕せず、空圧プレス機で慎重に搾汁。5日間の低温浸漬。自然酵母による約2週間の発酵。
・澱引きなし。長熟タイプながらエレガント&スムース!がタルディスタイル。果実味にあふれ、全体にピュアで透明感ある生き生きとしたワインを造っています。