ジョルジュ リニエ

Georges Lignier

ジョルジュ・リニエは、30年以上のワイン造りの経験を持つ当主ジョルジュによる、小規模ながら秀逸なドメーヌ。
リニエ家は数世代に渡ってワイン造りを続けており、現在は本拠地であるモレ・サン・ドニを中心にマルサネ、ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニィに16ヘクタールのブドウ園を所有しています。
生産量の半分は有力ネゴシアンに供給される為、ドメーヌ元詰めのワインは大変少ないですが、とても品質が高く、高評価を得ています。2004年からは甥のブノワが醸造を担当。従兄弟のユベール・リニエと共に産地を代表する生産者です。

古き良きブルゴーニュスタイルを表現 ー 自然体でのワイン造り
ブルゴーニュの伝統的な手法を重視し、それを守り続けています。
ブドウ栽培には、化学肥料は用いず、堆肥のみ使用。除葉も自然に任せます。岩盤上の畑からは、ミネラルに富んだ複雑味のあるブドウが育ちます。
目指すは、古き良きブルゴーニュのスタイル。ブドウの栽培も醸造も、なるべく手をかけないで自然にまかせるのがジョルジュ・リニエ流です。

ピュアな果実感へのこだわり
生き生きとした果実感を大切に、エレガントなワイン造りを目指します。テロワールの個性が損なわれないように、インパクトの強い新樽使用は極力控えています。樽のニュアンスを綺麗に出すことで、ピュアなブドウの風味を生かしたワインが出来上がります。

<ワイン造り> ・13℃で3~5日間の低温浸漬。
・野生酵母のみを使用、開放式のセメントタンクでのアルコール発酵と醸し期間をあわせて2週間以上の醸造。
・プルミエクリュで30%、グランクリュでも50%の新樽を使用、18ヶ月熟成。
・しっかりろ過処理を行い瓶詰め。ーテロワールの特徴が良く表現された、クラシックタイプのワイン
ー ブドウの風味がしなやかに広がり、深みのある味わいが楽しめます。