マルゲーヌ

A. Margaine

http://www.isasite.net/champagne-margaine/

Villers
Marmery(ヴィレル・マルムリイ)は、シャンパーニュ地方、モンターニュ・ド・ランスに位置するプルミエクリュの村。ピノノワール種のグランクリュ地帯に隣接していながら、この地域で栽培されているのは98%がシャルドネ種で、この地域のみがコート・デ・ブランに似た良質のチョーク質の土壌がある事に由来しています。
マルゲーヌは、自他共に認めるこのヴィレル・マルムリイのトップ生産者です。現当主のアルノー氏は4代目に当たり、代々家族でメゾンを経営しています。この地のシャルドネ種の持つしなやかさと、ピノ・ノワールを思わせる丸みのあるフルーティでリッチなニュアンスを合わせ持った素晴らしいシャンパーニュを生産しています。

マルゲーヌでは、特にベースワインにこだわったシャンパーニュ造りを行っています。醸造方法には次の二つの特徴があります。
1.リザーブワインを多く使用。(ブリュットには約50%にリザーブワインを使用。7つのヴィンテージをブレンド。)
2.マロラクティック発酵は必要と判断した年にのみに行う。リザーブワインは、ワイン全体の味わいに複雑さと安定感をもたらすために使用します。また、乳酸によってブドウ本来のフレッシュな味わいを損なわれないよう、マロラクティック発酵は非常に慎重に行われます。バスケットプレスなどの伝統的な手法も用いて、常にワインの品質向上に努めています。
当主アルノー氏は、1991年にアヴィーズの名門の醸造学校を卒業した後、父親の跡を継ぎ、こだわりのシャンパーニュを造っています。
ドメーヌは地元でも非常に有名で、クラスマン等々のガイドでも常に高い評価を得ており、昔からの顧客のリザーブ分であっと言う間に売切れてしまうほどの人気です。
特にブリュットにロゼは、ロバート・パーカー氏が主催するワイン専門誌ワインアドボケイト162号でも90点を獲得するなど、メディアでもとても高い評価を受けています。