出羽桜酒造
でわざくらしゅぞう
http://www.dewazakura.co.jp/山形県天童市一日町1-4-6
出羽吟醸
1980年代の「吟醸酒ブーム」の火付け役となった出羽桜 【桜花
吟醸】。以来、吟醸酒を代表する銘柄として知らない人はいないと言ってもいい程、圧倒的な酒質で地酒業界を牽引してきました。蔵内には「不易流行
挑戦と変革」というフレーズが掲げられており、酒造りにとどまらず日本酒業界に責任をもって対峙する出羽桜酒造の基本姿勢が垣間見えます。
吟醸酒に定評のある出羽桜酒造も近年では純米酒の評価が高く、純米酒大賞最高金賞(純米酒
出羽の里)やInternational Wine
Challengeで最優秀賞にあたるチャンピオン・サケを受賞(純米大吟醸
一路)するなど、数々の栄冠に輝いています。石高8,000の大きな蔵ですが、造りは純米大吟醸から本醸造まで全て手造り。そして、企業と共同開発したオリジナルの脱気装置や丁寧に醸された酒を大量に調熟できる低温貯蔵蔵など、良質の酒を消費者に届けるための設備投資にも余念がありません。
差の分かりやすい酒質
出羽桜のポリシーの一つに、「【圧倒的大差のある分かりやすい品質】酒のプロが僅かの差を指摘するのではなく、一般的なお客様が違いを認める分かりやすい酒質の酒」というものがあり、その言葉通り、日本酒ビギナーの方から日本酒マニアまで楽しませてくれます。華やかながら柔らかい香り・しっかりと旨味を感じさせる味わい・軽快なキレのバランスが素晴らしい。TPOを選ばない銘酒です。