ロジェ・リュケ

Domaine Roger Luquet

http://www.domaine-luquet.com/

ドメーヌ・ロジェ・リュケは、マコンから7km離れたフュッセの中心に位置し、5代にわたってワインを造り続けています。現在のドメーヌは1966年にロジェ・リュケが立ち上げたもので、それは5ha足らずの畑からのスタートでしたが、ロジェの努力により現在は24ha以上を所有するまでに発展しました。品種はシャルドネのみで、年間20万本ものワインを生産しています。そのうち3割はフランス国内、7割は輸出に当てられます。

ぶどうの樹齢はそれぞれ、プイィ・フュッセで40〜65年、サン・ヴェランは20〜30年、マコン・ヴィラージュで10〜20年となっています。醸造はほとんどのワインにステンレスタンクを使用。タンクには冷却コイルが使用され、セラーにも空調が完備されており、ぶどうのアロマを引き出すために徹底した温度管理を行っています。それゆえ、ロジェのワインは果実の素晴らしいアロマだけでなく、クリーンでキレのよい仕上がりになるのです。ワインは柑橘系のフレッシュなフルーツの香りと口に心地よいミネラル感、やや厚みも感じられるが、酸がうまく引き締めており、スリムな印象があります。

現在は、ドメーヌ名でもあるロジェ氏が2005年11月に引退し、娘のクリスティンと息子のパトリックがドメーヌを引き継いでいます。