ロッシュ・ビュイシエール : プティット・ジャンヌ ヴァン・ヌーヴォー

Roche Buissiere : Petite Jeanne

ロッシュ・ビュイシエール

1974年、ピエール・ジョリー氏が、7haの農場を入手しぶどう畑、オリーブ畑、そしてアプリコット栽培を開始したのがワイナリーの始まり。ピエール氏はもう既にこの時から環境保全を念頭に置いた農業をはじめました。その為、同社は1979年に有機農法の認証団体ナチュール・エ・プログレに認証されます。この頃はやっとぶどう栽培以外の一般の農業分野でビオロジックが注目しはじめた時期であり、同社は現在世界的注目を集める自然派ワインの先駆者的な生産者と言えます。開始当初より自然派栽培を続けている大きな理由は「自然を大事にして、土壌の風味をだすため・・・」と語る。息子アントワンヌ氏が蔵の仕事を手伝うようになった1999年、所有する畑の面積も20haを超えた事を機にドメーヌ(栽培・醸造家)として独立しました。氏曰く「畑仕事から始まり瓶詰めまでの全ての作業は、テロワールの自然な味わいをより多く表現するための"手助け"であるべき」と語ります。実に謙虚で誠実なワイン造りに、頭が下がる思いです。現在、同社はヤン・ロエル氏を醸造コンサルタントに迎え入れ、更なる進歩を求めています。

2007 Gault Millau にて Revelation du Guide 2007 (2007年の新星)として選ばれました!

ピエール・ジョリー氏は幸運にも、樹齢70年の葡萄樹を栽培する機会に恵まれていました。アントワンヌとローレンス夫妻は瓶詰めを行っています。ピエールとアントワンヌ親子は、数年前まで協同組合にぶどうを運んでいました。1999年、ボーヌの農業学校で学んだアントワンヌが蔵に戻ってきて、小さな革命が起こったのです。ドメーヌ・ロッシュ・ビュイシエールの誕生です。ファースト・ヴィンテージはアントワンヌが就学中ではあったが試行錯誤しながら造り上げました。経験豊かな醸造技術者であるヤン・ロエル、そしてマルセル・リショーと出会い、彼らに学んだことでアンとワンヌの人生は大きく変わりました。また、妻のローレンスがワインを売るためにパリを訪れた際も同様に素晴らしい出会いに恵まれました。La
Maison de
l'Aubrecのソムリエであるエリック・ロッシとは互いに尊敬し合え、友達のように食事をともにする仲となっています。

  • 2007 Gault Millau より抜粋 -

Yann Rohel(ヤン・ロエル)
ディジョン醸造学校にて、フィリップ・パカレなどど共に学び、その後、コート・ド・プロヴァンスのドメーヌ・ドラゴンの責任者として、初めて酸化防止剤を使用せず醸造を行う。2000年からは、醸造コンサルティングとしてマルセル・リショー、ギィ・ジュリアン、マス・フラキエなどの醸造指導を行ってきました。そして、2004年にヴェヌメンティス(ネゴシアン)を設立しました。

栽培と醸造の特徴

畑は標高350mのところを中心に、区画は38ヶ所に散らばっている。粘土石灰質土壌が多いが、それぞれ砂・砂利の混ざり方が異なり、多種・多様な地質で構成されている。収穫は、選果しながらの手摘みで、房がつぶれないようにプラスティックケースに入れて運搬。蔵に着いてからさらに選果作業を行う。アルコール発酵の前に冷却し、低温でゆっくりと醗酵。酵母は天然酵母を使用。

こうして出来上がったワインは、ピュアさを余すところなく発揮する生き生きとした味わいが楽しめます。そして、旨味をたっぷり感じる凝縮感とフレッシュな風味は、素晴らしいコクとバランス感に富む。スマートでありながらベストな旨味を持っており、このレベルの高さはそう簡単に到達できない域に達しているといえます。