ラ・メゾン・ロマーヌ コルトン グラン・クリュ レ・ペリエール

La Maison Romane Corton Grand Cru Les Perrieres

このワインの3分の1は、テラコッタで造られた甕(かめ)で熟成させています。この甕(かめ)はフランス南部ですべて手で造られたものです。そのため各甕(かめ)は100から140リットルと容量は異なります。私はこの甕(かめ)を精製する温度と、この甕(かめ)を造る土にまで徹底的にこだわりました。このブルゴーニュでも類を見ない手法は、新樽での熟成とは異なり、樽香を付けることなく適度な酸化を促します。私はピノ・ノワールに樽のニュアンスが付加されることを嫌悪するからです。

ラ・メゾン・ロマーヌ

ラ・メゾン・ロマネ(ラ・メゾン・ロマーヌ、オロンシオ)のオーナー、オロンス・ド・ベレールは、馬による葡萄畑の耕作を主な仕事としており、様々な生産者(顧客にはクロ・デ・ランブレイ、ティボー・リジェ・ベレール、ドメーヌ・デ・ゼプノー、コント・ラフォンなど、いくつもの有名ドメーヌが名を連ねている)の葡萄畑を耕作しています。そのため、年に数回は葡萄の品質をチェックすることができ、また無料で耕作する換わりに優れた区画の葡萄を分けてもらうことが出来ます。現在耕作の会社は売却しコンサルタントとして関わっているそうです。

オロンス・ド・ベレールは、ボーヌで勉強し、ワイナリー経営と醸造学のディプロマを取得しました。そしてポマールのコント・アルマン、コルトンのシャンドン・デ・ブリアイユ、ルーションのドメーヌ・ゴビーでワイン造りを学びました。彼がこれらのドメーヌを選んだ理由は、伝統的なワイン造りの技術と最新の醸造学を学ぶためでした。これらのドメーヌではビオディナミ栽培を採用しています。

哲学

オロンス・デ・ベレールの哲学は、収穫を尊重することそのものです。私は、常に柔らかく抽出することを心がけています。彼は、機械の振動が、ワインの特性を失わせると信じています。そのため工業的な醸造用具は一切使いません。ポンプによるワインの移動はワインを疲弊させてしまうため、重力でのみワインを移動させます。ワイン造りにおいて最も大事な熟成の段階では、科学的なアプローチではありません。彼は月の運行カレンダーに従った自然な方法を用います。

樽について

彼は樽のニュアンスがワインの味に影響を与えることを嫌います。彼が使用する樽はアリエ産、ヴォージュ産のもので、3年間かけて自然乾燥させたものを使用します。

2006年がファースト・ヴィンテージでペルナン・ヴェルジュレス・ブラン、ニュイ・サン・ジョルジュ・ルージュ、ジュヴレ・シャンベルタン、コルトン・シャルルマーニュ、そして『スター・テール』と名付けたACブルゴーニュがリリースされました。

2007年より、ブルゴーニュで手に入れた葡萄で仕込み、熟成させたワインをラ・メゾン・ロマネ、果汁から仕込むブルゴーニュ以外のロワールやローヌのワインをオロンシオ、モノ・セパージュのワインをスター・テールとして、3つのラインで構成されています。