エチュード : ピノ・ノワール

Etude : Pinot Noir Estate Carneros

ラズベリーを基調とする赤いフルーツは芳しく、ふくらみがあり、スイートに熟したアロマが感じとれる。舌にはストロベリーのスイートな果実味が広がり、後半から土っぽいミネラルとほのかなスパイスの風味がつづき、最後にオークのトースティーなアクセントがある。

30%全房発酵。フレンチ・オーク樽(35%新樽)で13ヶ月間熟成。

エチュード

エチュードは過去20年に渡りカリフォルニアでもっとも成功し、多くの醸造家に影響を与えたワインコンサルタント、トニー・ソーターが立ち上げたワイナリーです。これまでソーターは、ナパ・ヴァレーの数多くのプレミアム・ワイナリーのコンサルタントとして活躍してきましたが、エチュードのワインに集中するため、1997年にコンサルティング業を退きました。

ベリンジャー・ブラスによるカーネロス北西端にある広大なベンワー・ヴィンヤード(現在はエチュードの自社畑)の開発をきっかけに、ソーターは2001年にエチュードをベリンジャー・ブラスに売却し、生まれ故郷であるオレゴンへ戻り、新たなスタートを切りました。フォスターズの巨大資本により自社畑の拡張が行われ、将来、生産量を年間3万ケースにまで増やす計画で、最近、複数のシングル・ヴィンヤードのピノ・ノワールをリリース。

現在のワインメーカーは、アデレイダ、ワイルド・ホースで活躍していたジョン・プリーストに引き継がれましたが、ソーターはアドバイザーとして今でもエチュードのワインを見守っています。カーネロスに昔から植えられていた優秀なクローンだけを集めて造られる"エアルーム"は、カーネロスの遺産を守るべく、ソーターの意志を受け継ぐ証でもあります。

ワイナリーの建造物は19世紀に建てられたブランデー蒸留所。エチュードという名には、ソーターが優れたピノ・ノワールを造るには経験を積まなければならないという思いが込められている。