アニェス・エ・セバスチャン・パケ : ブルゴーニュ ピノ・ノワール オータンティック

Agnes et Sebastien Paquet : Bourgogne Pinot Noir Authentique

2007年がファーストヴィンテージ。コート・ド・ボーヌ地区の2つのACブルゴーニュ区画のワインをタンク買いし、ブレンドして都合6ヶ月間タンクで熟成させたネゴシアンものです。平均樹齢30年。生産本数3600本。「2人とも、厳格なリュット・レゾネを実践している同志的なヴィニュロンです。もし私がブルゴーニュ・ルージュを持っていたら、こんなワインを造りたいと思えるワインです」(アニェス・パケ)。樽は不使用。ノンフィルターでビン詰め。キュヴェ名の「オータンティック」は、「オーセンティックな・本流の・本物の」という意味で、「本来のブルゴーニュのピノノワールの(繊細で上品な)スタイルの表現」という意味で命名されました。

アニェス・エ・セバスチャン・パケ

2001年に創業したアニェス・パケは、今日のブルゴーニュ新世代を象徴するような存在です。創業当初からの実質ビオロジーのリュット・レゾネ栽培や、毎年1本1本ぶどう樹を観察して優れた樹の選抜と育成を行う「マス・セレクション」への取り組みといった地道な努力を続けながら、急斜面をものともせずに土まみれになって畑で汗を流しています。

「美味しい料理を引き立て、ガストロノミーに愛されるワインを造りたい」と願う彼女は自身のワインでそれを証明し、オークセイ・デュレスというややマイナーなアペラシオンにも関わらず、その品質に感動した「ピエール・ガニェール」、「ラルページュ」、「コート・ドール」、「ランズブール」といったミシュラン3つ星レストランのソムリエ達もこぞってオンリストしはじめました。彼女のワインは、透き通るようにピュアで清らかな口当たりながら、大地の滋養の結晶たる深いうまみに満ち溢れています。(それにしても昨今のブルゴーニュの女性醸造家達の造るワインは、頭ひとつ抜きんでているように思えます)。

「畑で自然と接するのが何より楽しい」という彼女は、休日も旦那さんとブルゴーニュの大自然の中をサイクリングに出かけるなど、ライフスタイルそのものが自然志向です。