ディ マーヨ ノランテ サッシウス アリアーニコ デル モリーゼ リゼルヴァ

海岸から少し内陸部にある「カマルダ」と呼ばれる石灰質土壌の畑の葡萄から造られます。標高170m、平均樹齢18年、栽植密度は4,400本／haです。アリアーニコの収穫は10月末から11月に行います。アルコール発酵と醸しは温度管理をしながら約1ヶ月行います。フレンチオークのバリック(新樽)で24ヶ月熟成、さらにボトルで6ヶ月熟成させています。ブラックベリーやカシス、スパイスのアロマが広がります。集約がありシルクのようにしなやかな口当たりがあります。タンニンはこなれておりエレガントなテクスチャがあります。 「サッシウス」は、古代ローマ時代にこの地を統治していたサムニウム人、クィントゥス　スティリウス　サッシウス(Quintus Stillius Sassius)という人物に由来する名前です。サッシウスが統治していたエリアには、現在のディ　マーヨ　ノランテが所有する葡萄畑やワイナリーがある土地が含まれていました。モリーゼは古代ローマ時代から葡萄栽培がおこなわれてきた、歴史的なエリアであることがこのワイン名によって表現されています。