板倉酒造 無窮天穏 そやし水酛 純米吟醸
Itakurashuzo Mukyutenon Soyashimizumoto Junmaiginjo
水もとは美しさの中にある自然な不調和を表現できるような気がします。そやし水に潜む様々な微生物、麹、酵母、乳酸菌、米、水、人、神(アルコール)、多くのイトナミがこの液体には溶け込んでいます。この液体の記憶を探り、生命のイトナミの痕跡を感じることが酒を飲むことなんだと私は考えています。
この酒を飲んで、自分もその生命の共同体の一部であると感じさせることができれば、この水もと無窮天穏は誰にとっても美味しい酒となるはずです。
酒とはなにか、もしも多種多様な生命の生きた痕跡を伝える液体が酒であるならば、そやし水もと×山陰吟醸はこの理想を叶えることに最も適した酒造法だと思います。そんな水もとを目指していきたいと思います。
-- 蔵より
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板倉酒造 無窮天穏 そやし水酛 純米吟醸 佐香錦 無濾過生原酒 1800ml R3BY
Itakurashuzo Mukyutenon Soyashimizumoto Junmaiginjo Sakanishiki Unfiltered Unpasteurized Undiluted 1800ml R3BY
- 価格
- ¥4,400
- 売り切れ
原料米 佐香錦(奥出雲産)
精米歩合 60%
日本酒度 +4
酸度 2.0
アミノ酸度 1.2
Alc 17.3%香り…乳酸、酸、米麹の甘い香り、乳酸飲料の香り
味…舌先から筋の通った酸、それがスパイシーに感じる。その後に米の甘み、乳酸、吟香、米麹の旨味が含みとなって一体感の在る味わい、舌先から一貫している酸と少しの木香、
新たな酸が辛味を感じさせる、基本的には綺麗だけどスパイシーで含味があって、余韻はまたスパイシー。情報が多くて、加水や時間経過で大きく変わっていく酒です。
上槽1週間後のテイスティングなので、これからグルコースが上がるとまた変わるでしょう。つかめない面白い酒です。まだまだピークは先でしょう。
-- 蔵より -
板倉酒造 無窮天穏 そやし水酛 純米吟醸 R4BY
Itakurashuzo Mukyutenon Soyashimizumoto Junmaiginjo R4BY
- 価格
- ¥3,465
- 在庫数
- 9
原料米 五百万石, 緑の舞
精米歩合 60%
酵母 島根K1
Alc 14.8%1回火入
板倉酒造
銘醸 『天穏』 の蔵元、板倉酒造は1871年(明治4年)の創業。板倉家九代佐次郎が酒造りをはじめ、現在の当主十四代板倉啓治は酒造り六代目。
天穏という酒名には 蔵元の宗門である日蓮宗本山要法寺管主だった 当塩冶出身の坂本御前により大正五年に命名されました。仏典にある 『無窮天穏』 という言葉から名づけられたという由来があります。 天穏の特色は“味と香り”。出雲地方においては”よその酒とは一味違うよさがある”と当時より好評をいただいていたようです。
一貫した技と水と原料米への徹底したこだわり。酒米には豊かな自然に恵まれた島根県産の酒造好適米 山田錦、改良雄町、佐香錦、五百万石とともに兵庫県産山田錦米を自家精米で磨き上げ、仕込水は出雲の北山々系、 鳶巣本陣の伏流水で中硬水を使用し、元気のいい発酵を特色としています。
天穏は全国新酒鑑評会で通算九回の金賞を受賞し、また広島国税局の中国五県の鑑評会では春と秋の四回優等賞を得ています。当地出雲は出雲風土記にもありますように、酒造りの発祥の地として佐香神社もあり、出雲を代表する銘酒として多くの人に親しまれています。