グアポス ワイン プロジェクト アルディナ アリント 450 ヴィーニョ ヴェルデ

Guapos Wine Project Ardina Arinto 450 Vinho Verde

グアポス ワイン プロジェクト アルディナ アリント 450 ヴィーニョ ヴェルデ

葡萄品種 アリント(樹齢約20年)
土壌 花崗岩 サブリージョン・アマランテにある標高450mの畑
収穫・醸造・熟成 全て手作業で収穫。2500リットルのステンレスタンクを使用。14~16度に管理して2週間の発酵。バトナージュしながら3か月間ステンレスタンクで熟成。
アルコール度数 12%
PH 3.30
酸度 6.0g/l
特徴 シトラスカラー、フルーティーでエレガントなアロマ。フレッシュなフィニッシュ。

アリント
この葡萄品種はヴィーニョヴェルデ生産地方全域で栽培されています(ただし、モンサオンとメルガッソでの栽培はあまり推奨されていません)。アリント・ドゥ・ブセラシュという名で知られており、中でも内陸部で栽培されているものが最も良質とされています。アリントの果汁は中度から高度の糖度を持ち、有機酸の含有度も高めです。この葡萄から作られるワインの色はシトラス系から淡黄色にわたり、シトラス、熟したリンゴ、モモの香りがするのと同時に、ランタナのフローラルなオーバートーンを感じることができます。風味は爽やかで調和がとれており、余韻の残るワインです。

グラスの淵に気泡が見受けられる程度のごくごく軽い微発泡。洋ナシ、熟したリ白桃の果実香。完熟した甘さを想起させる香り。わずかに残糖を思わせる要素が果実味を上書きするように膨らませる。溌剌とした酸味がありながら、ふんわりとしたカジュアルな質感。酸や果実味の要素が突出することなくゆっくりと続く。

グアポス ワイン プロジェクト

Guapos Wine Project(グアポス・ワイン・プロジェクト)はワインメーカーのBruno Valente(ブルノ・ヴァレンテ)とDaniel Costa(ダニエル・コスタ)の二人が立ち上げたワインのブランドです。ロゴマークに書かれた1977は二人の誕生年です。
二人とも15年以上にわたりポルトガルでワイン造りに従事してきました。そんな二人が高品質でユニークなワインを造る為、2016年にこの新しいブランドを設立しました。
ポルトガル北部のヴィーニョ・ヴェルデ地方に本拠地を構え、地域・気候・ブドウ品種の個性を尊重したワイン造りを進めていきます。自社で畑は所有していませんが、長年の経験と人脈により優良な畑の所有者と契約し、畑の管理、ブドウ栽培を一緒に行う事で良質なブドウを手に入れています。

長い歴史を持つポルトガルワインは、戦争、紛争、宗教など、様々な要因で独自のワイン文化が形成されています。そのため、現在でも250品種を超えるワイン用のブドウ品種が認められています。
1986年のEC加盟をきっかけにワイン法が整備され、設備投資、新しい技術の導入も進みました。そして、2000年代になり、それまでとは異なるビジョンを持った若いワインメーカーが増えてきました。ポルトガル独自の多様性を維持しながらも、以前とは違う個性を持つポルトガルワインの生産が増えています。このグアポス・ワイン・プロジェクトのブルノとダニエルも新しい世代のワインメーカーです。