ギヨン ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ アン・オルヴォー
Domaine Guyon Vosne Romanee 1er Cru En Orveaux
Supplier's note
樹齢
平均40年
土壌
粘土石灰質
醸造
手摘みで収穫し、3回選別する(手作業2回、機械1回)。温度調節機能付きのタンクで25~28日かけて発酵。澱引き後3~4ヶ月寝かせてから、ろ過をせずに瓶詰めする。
熟成
オークの新樽100%で10~14ヶ月。
特徴
特級エシェゾーとシャンボール・ミュジニーの近くにあるこの1級ワインは、非常にエレガントで多くのフィネスがある。イチゴなどの赤い小果実や、森の下草、革の香りを放ち魅力にあふれている。
ギヨン
ギヨン(ギュイヨン)は、フランスのワイン雑誌Guide
Hachette(ギィド・アッシェット)で5年連続「Coups de
Coeur(クー・ド・クー:衝撃的なワイン)」を受賞する等、ヴォーヌ・ロマネの中でも優秀なドメーヌ。2001年版では同誌の最高評価である三ッ星をヴォーヌ・ロマネ・アン・オルヴォーが獲得。この年、ヴォーヌ・ロマネで三ッ星を獲得したワインは僅か4つ、DRCのロマネ・コンティ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、そしてドメーヌ・ギヨンのヴォーヌ・ロマネ・アン・オルヴォーです。ラインナップにはニュイ・サン・ジョルジュの白(ピノ・ブラン100%)などマニアックな物もリストされていますが、その醸造方法は流行のスタイルではなく、伝統的なブルゴーニュのものです。
1938年設立のドメーヌで、1991年よりジャン・ピエールが引き継いでいます。現在所有する畑は7ha程(赤:6.8ha:ピノ・ノワール、白:0.2ha:シャルドネ50%、ピノ・ブラン50%)。そのうち70%がコート・ド・ニュイに位置し、近年になって取得したコート・ド・ボーヌの畑は30%を占めています。それらの畑では、伝統的な手法で葡萄が栽培されています。除草剤は撒かず畑に鋤を入れ、生育を日頃から注意深く観察し、無用な農薬散布を最小限に制限しています。総生産量は約35,000本。