ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・ブリュレ

Michel Gros Vosne Romanee 1er Cru Aux Brulees

ミシェル・グロ ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ オー・ブリュレ

この畑は、グロ家が所有しているリシュブールの区画の北側に隣接している。「ブリュレ」とは「焼けた」という意味で、土壌の水捌けの良さが畑の名前に由来しているようだ。おそらく、夏の間に表土が乾燥して、そこに生えていた植物が短期間のうちに焼けたように枯れたのだろう。

小石を非常に多く含む表土は30~35cm程度の深さで、下層土は、プレモー村でとれる石と同タイプの硬い石灰である。

このワインには素晴らしいミネラル感があり、リシュブールと同系列の印象を与える。もっとも、リシュブールとこの畑を分けているのは幅3mほどの一本の道に過ぎない。しかし、表土がリシュブールより浅いため、タンニンがやさしく、比較的早く飲み始めることができる。