アルファ・ゼータ C コルヴィーナ

Alpha Zeta Corvina

発酵の初期段階に抽出を良くするために自動的に毎時間、ポンピングオーバーを行っています。最初の7日間、ワインは果皮と接触させておきます。発酵温度は最高で30℃、マロラクティック発酵はオークの大樽で行い、その後さらに6ヶ月間熟成させます。ワインに使われる葡萄はたいへんな労力をかけて育てられているため、ワインの風味、個性を失わないようフィルターはかけません。

「輝きのあるルビー。熟したチェリー、そしてかすかにプラムの香り。スモーキーさも感じられる。口に含むと、ダークチェリー、かすかなオークのフレイヴァーがあり、中間でほどよいボリュームが感じられる。しかし、フィニッシュはキレがよく、果実味を感じるフレッシュな余韻がある。」(デイビッド
グリーブMWのコメント)。

アルファ・ゼータ

アルファ・ゼータは、マスター・オブ・ワインの一人であるデイビッド・グリーブと、ニュージーランド出身の醸造家マット・トムソンが、良い品質と良い価格を両立したワインを提供したいとの思いから、1999年に立ち上げたブランドです。

ワインは、二つのカンティーナの葡萄を使い分けていて、コルヴィーナやヴァルポリチェッラはヴェローナ近郊のカンティーナ・ヴァルパンテーナの農協のものを使用(赤80%、白20%)。また、ガルガネーガやソアーヴェは、同じ傘下のカンティーナ・モンテフォルテの葡萄を使用しています(白90%、赤10%)。

マット・トムソンは、常駐し、多くの仕事をします。収穫時には二つのカンティーナの畑をじっと見ていて、良い葡萄を選んでいます。どちらも60%は斜面の畑からの葡萄です。醸造もマット・トムソンが行います。白ワインは、カンティーナに運んですぐ冷やします。他よりも低い12℃まで冷やしてから醸造します。その結果、デリケートでファインなワインとなります。ワインにリッチさを与えるため、シュール・リーを行います。設備を全てレンタルでまかなうことで、生産コストを下げています。さらに、収穫量の制限や遅摘みにより完熟した葡萄を収穫させるなど、葡萄の栽培に関しても指導していることも、アルファ・ゼータの品質を高めています。農夫達とは、品質の高い葡萄を造れば必ず買い取ってくれるという、信頼関係を築き上げています。ヴァルパンティーナの農協長のルカ・デガーニは、「葡萄を選ばせるということはとても特別なことで、マット・トムソンと私の人間的な関係があるから」と話しています。