ロベルト・サロット ブリッコ マッキア

Roberto Sarotto Briccomacchia

畑はバローロのエリア、バローロ村とノヴェッロ村の間にあり、東向きの丘です。収穫は一般よりも遅く、10月半ばに行います。低温での醸しの後、温度管理しながら醗酵します。さらに6日間醸しを行います。熟成は、2ヶ月間ステンレスタンクで、12ヶ月間フランス産とアメリカ産のオークの大樽(1年樽、一部バリックも)、さらに3ヶ月間瓶で行ないます。

ロベルト・サロット

ロベルト・サロットは、ワインスクールを卒業後、父を手伝ってきましたが、その後年間生産量6,500万本というピエモンテの大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。現在は、それらの職を辞し、6名の親しいメンバーと共同経営する醸造所のワインメーカーを務め、また、彼自身の畑をバローロ、バルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。また、彼はワインに含まれている200種類ほどある化学成分の専門家でもあります。ロベルトがワイン造りにおいて、最優先で注意を払うのは葡萄畑です。「良いワインは畑で生まれ、セラーで育つ。」と考えているからです。

所有する畑は65ha、バローロ、バルバレスコ、ネヴィーリエ、ガヴィといったピエモンテ最高のワインを産するエリアに広がっています。アルネイス、シャルドネ、ブラケット、ネッビオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培も行なっています。機械化によって若干は変わりましたが、基本的には伝統的な方法で葡萄を育てています。自然の生態系を守りながら、化学的なものを減らしていくことで、いつか化学的なものをゼロにしていければと考えています。収穫は6年間ほぼ同じ人に頼んでいます。自宅のあるネヴィーリエ、ガヴィ、バローロのセラーがあります。温度コントロール装置付きの醗酵タンク、甘口ワイン貯蔵のための温度調節付きタンク、ニューマティックプレス、バキュームフィルター、連続式フィルター等の設備があります。マイクロフィルトレーション装置を備えたボトリングラインは1時間に2,000本のボトリングが可能です。

ロベルトは、「良いガヴィを高くない値段で」をポリシーとしています。醗酵には3-4ヶ月間かけます。その間、死んだ酵母が沈んでいて、ワインにミネラルを与えます。また、長い低温醗酵のため、自然のCO2がワインに溶け込み、長くフレッシュさを保つことが出来ます。バローロとバルバレスコはひとつの土地として考え、クリュによる違いと考えています。どちらもネッビオーロにとって最適な土地だからです。バローロとバルバレスコは、ノーマルのもの、アパッシメントのもの、リパッソのものの3種類を造っていて、何度かに分けて(何年かに渡って)ブレンドします。それにより荒々しいタンニンがカバーされ、パワフルなのに飲みやすいワインとなります。