アンヌ・グロ リシュブール グラン・クリュ

Anne Gros Richebourg Grand Cru

小さな谷を意味するLes
Verroilles(レ・ヴェロワイユ)の古区画にある0.6ヘクタールの区画で、ルイ=グロからの遺産です。1930-1940年と1946年に段階的に植樹されました。コンコールの谷の涼しい場所に位置しています。土壌はキメの細かい微粒子のような土で、白い石と黒色の土が混ざりあっています。

アンヌ・グロのリシュブールは、リューディ・ヴェロワイユの下部。平均樹齢50年で、70年の古木もある。表土は30センチと浅い。94年に除草剤廃止。現在は基本的に有機栽培だが認証取得の石はない。醸造は、自生酵母と培養酵母の両方による。まず少量のワインを造り、それを酒母としてマストに加える。低温浸漬は行わず、温度は32度以下にせず、最高34度までで、13日間。発酵前半はルモンタージュ、後半はピジャージュ(最大でも1日2回)。新樽80%

アンヌ・グロ

ドメーヌ・アンヌ・グロは1988年、フランソワ・グロから引き継ぎ設立されました。全てのワインを元詰めするようになったのは90年産から。所有する畑は5ha弱(リシュブール0.6ha、クロ・ヴージョ
0.8haのグラン・クリュ2つを含む)で、植えられている樹のほとんどが樹齢90年以上の古木。

元々芸術家を目指していたというアンヌ・グロですが、1984年にワインの道に入り、ボーヌとディジョンで醸造学を学んだ後、暫くはオーストラリアでワイン造りをしていたようです。『完熟して健全な葡萄を収穫すること、それがゴールです。葡萄の健康を尊重し、そこからすべてをまとめあげるように私は努力しています。』と語るアンヌ・グロは、伝統への尊重と、革新的な欲求を持ち合わせています。テロワールの生態系を尊重することによって、繊細で調和がとれ、豊かな果実味が詰まった上品なワインが出来上がります。

ドメーヌでのワイン醸造は伝統的なもので、赤ワイン用セメントタンクと白ワイン用のステンレスタンクが並んでいます。温度コントロールはヴィンテージのタイプと葡萄の状態にあわせて変えており、発酵は12~15日間。その後、不要な澱を取り除くため48時間静置される。樽熟成はおよそ18カ月。新樽比率はグラン・クリュで80%、村名ワインで50%、その他のワインには30%使用されます。

グロ・ファミリーの中で最も人気があり、また入手も難しいドメーヌ。