テルトル・ド・ラ・ムレール

Chateau Tertre de la Mouleyre

テルトル・ド・ラ・ムレール

テルトル・ロートブッフで栽培、醸造を務めていたエリック氏、そしてテルトル・ロートブッフ醸造長のフランソワ・ミジャヴィル氏の娘でありエリック氏の妻、ニナ女史の若い夫婦が造るワインがこのテルトル・ド・ラ・ムレールです。

わずか1.6haの小さな畑からは、知る人ぞ知るサンテミリオンの地酒が生まれています。小さな畑であるメリットを生かし、自社瓶詰め前となる1994年からビオロジック栽培を選択しているためか、果実味にエネルギーを感じます。畑作業への丹念な仕事ぶりは別格です。

テルトル・ド・ラ・ムレールではロートブッフと同様、徹底した完熟ブドウを用い、同様の哲学でワインを造っているとのことです。

いまはまだ無名のシャトーですが、これから先評論家に見出されて高騰してしまうのか、知る人ぞ知る銘酒のままでいるのかはわかりませんが、宣伝文句の多いワインであることは間違いありません。