ドメーヌ セルジュ ラルー サンセール

Domain Serge Laloue Sancerre

シルバーがかった透明な色調。柑橘類、アカシア、ルバーブ、キンセンカ等を思わせる複雑な芳香で、爽やかなグリーンノートもあります。ボディ感もあり、様々な花やフルーツ、スパイスのフィニッシュも楽しめる、飲み応えのあるワインです。

ドメーヌ セルジュ ラルー

ドメーヌ・セルジュ・ラルーは、サンセールから5キロほど離れたトーヴネの町に位置する家族経営のワイナリーです。1930年代にフランソワとシモーヌのラルー夫妻によって設立されました。所有する20haのうち、15haはソーヴィニヨンブラン種を、5haは赤とロゼワイン向けのピノノワール種を栽培しています。サンセールの特徴的なテロワールである、シレックスと呼ばれる粘土珪質の土壌から、ミネラルたっぷりの香り高いワインを造りだしています。

ドメーヌの設立当時は、ブドウだけではなく穀類やタバコを栽培したり、牧場なども経営していましたが、60年代には息子のセルジュによりブドウ栽培に専念するようになりました。早い段階からテロワールの考え方を重視し、1984年にシレックスの土壌からすばらしいアロマのワイン造りに成功します。1990年には満を持して、フリント(火打石)に覆われた粘土質の畑を入手し、本格的に白ワインの生産を開始しました。この年にセルジュの息子、フランクもドメーヌに参加、98年には娘のクリスチーヌもドメーヌに入って、現在もドメーヌをファミリーで運営しています。

ブドウ栽培はリュット・レゾネ。畑の半分は草に囲まれています。ブドウ木の生長サイクルを注意深く観察し、自然のバランスの中で最上の果実が育つよう、畑では細心のケアが行われます。選果後は空圧プレス機で搾汁し、約3週間ステンレスタンクで発酵させます。澱と一緒に数ヶ月間熟成することで旨みを十分に引き出し、また、クリーンな果実味を出すために、清澄と濾過をします。ドメーヌでは、2006年に醸造所も拡大し、サンセールのテロワールを最大限に表現したワイン造りに取り組んでいます。